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iPhone 16eの分解レポート:修理のしやすさとバッテリー・ディスプレイの互換性を検証

Appleの最新モデル 「iPhone 16e」 の分解が行われ、修理のしやすさや内部仕様が明らかになった。
特に、iPhone 16シリーズから新たに採用された「バッテリー取り外し用の+端子」が注目されている。
また、iPhone 16eのディスプレイがiPhone 14で動作したという興味深い結果も報告されており、修理業界では今後の互換性の検証が進められると考えられる。

本記事では、REWA Technologyによる分解動画をもとに、iPhone 16eのバッテリー仕様とディスプレイの互換性について解説する。

iPhone 16eの分解:修理のしやすさは向上したのか

iPhone 16eの内部構造は、基本的にはiPhone 14やiPhone 15シリーズと類似しているが、バッテリーの仕様変更や細かい設計の違いが見られる。

1. バッテリーの取り外し:新たな仕様が導入

iPhone 16シリーズでは、バッテリーの取り外し方法に新たな仕様が追加された。

  • バッテリー取り外し用の+端子が新設
    • 9Vの電圧をかけることで、接着が外れやすくなる機能が追加
    • これにより、従来のプルタブ式のテープを引っ張る方法に加え、より簡単な取り外しが可能になった

修理の難易度:やや向上
バッテリーの取り外し方法に新機能が追加されたことで、適切な電圧を用意すれば作業は容易になる

2. ディスプレイの互換性:iPhone 14でも動作

分解動画では、iPhone 16eのディスプレイをiPhone 14に接続し、動作するかどうかを検証している。

  • 結果:iPhone 16eのディスプレイはiPhone 14でも動作
    • 実際に画面が点灯し、基本的な表示は機能した
    • ただし、すべての機能が完全に動作するかどうかは不明
    • True ToneやFace IDの動作には制限がかかる可能性が高い
  • 互換性について
    • 物理的には装着できるが、Appleの純正部品認証の影響でソフトウェア側で制限がかかる可能性がある
    • 長期間の使用に耐えられるかどうかは未検証であり、確定的な互換性は保証できない

修理の難易度:中程度
ディスプレイの開封手順はiPhone 14とほぼ同じだが、互換性については追加の検証が必要となる。

まとめ

今回の分解レポートから、iPhone 16eではバッテリーの取り外しに新仕様が追加され、ディスプレイはiPhone 14で動作する可能性があることがわかった。

  • バッテリーは9Vの電圧を使用することで接着が外れる仕様に変更
  • ディスプレイはiPhone 14で動作したが、完全な互換性は不明


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エイル

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