メディア

MEDIA

水没したスマホの復旧手順

スマホが水没した際、迅速な対応がデバイスの損傷を最小限に抑え、復旧の可能性を高めるカギとなります。このセクションでは、水没後の最初の対処法から、復旧までのステップを紹介し、水没の程度に応じた対応方法についても解説します。

水没後の最初の対処法

まず最初に、スマホの電源を切ってください。電源が入ったままだと、内部の回路がショートし、さらなる損傷を引き起こすリスクが非常に高まります。また、充電ケーブルやアクセサリもすぐに取り外し、ショートや損傷の原因を排除します。

次に、SIMカードやSDカードを取り出して乾燥させることも重要です。これらのカードには重要なデータが保存されていることが多いため、できる限り早く取り外すことでデータを守ることができます。

デバイスを乾かす

デバイスが水没した場合、乾燥させることが重要ですが、乾燥方法には注意が必要です。乾燥剤(シリカゲルなど)と一緒にジップロックに入れて乾燥させるか、風通しの良い場所に置いて自然乾燥させるのが基本です。ただし、重度の水没の場合は、乾燥せずに表面のみ拭き取って濡れたまま当店に持ち込むことを強くお勧めします。乾燥によって内部の部品がショートし、基板修理が必要になるケースが多いからです。米を使った乾燥法は推奨されておらず、米の粒子がデバイス内部に入り込むリスクがあります。

復旧までのステップ

内部に残った水分を完全に取り除くことが重要です。スマホが乾燥したように見えても、内部に水分が残っていることが多いため、デバイスをしっかりと乾燥させる必要があります。乾燥の目安は24時間から72時間程度です。焦らず、十分な時間をかけることがポイントです。

軽度の水没であれば、完全に乾燥した後にデバイスが再び正常に動作することが期待できますが、重度の水没や内部に多量の水が入り込んだ場合は、専門業者による復旧作業が必要になります。特に基板修理が必要になる場合がありますので、すぐにご連絡いただければ、適切な処置を施します。

データのバックアップ

スマホが正常に起動した場合、すぐにデータのバックアップを取ることを強く推奨します。水没後の復旧でも、デバイスが後で再び故障する可能性があるため、データの安全確保が最優先です。

水没の程度に応じた対応例

軽度な水没

雨に濡れた、軽く水たまりに落ちた場合などの軽度な水没では、電源を切って乾燥させることで復旧することが多いです。デバイスが短時間であれば、適切な乾燥処置だけで問題が解決するケースが多く見られます。

中程度の水没

バスタブに落ちるなど、一時的に完全に水に浸かった場合は中程度の水没と考えられます。この場合自己乾燥で動く可能性はありますが、内部の水分が後から乾いたときに腐食やショートを起こして起動しなくなることが多々あります。乾燥後でもすぐにご連絡下さい。

重度の水没

海やプール、トイレに落としてしまった場合、完全な水没状態となります。特に海水やプールの水は塩分や不純物を含むため、乾燥させたことで基板が塩分などでショートして故障するケースが多いです。この場合は、自己処理を行わず、すぐに修理店に持ち込むことが最善策です。内部の洗浄や部品交換が必要になる可能性があります。

まとめ

スマホが水没した際の復旧は、早急な対処と適切な対応が重要です。しかし、重度の水没や内部に水が入り込んだ場合は、自己対応では復旧が難しいこともあります。当社では水没したスマホの復旧作業を迅速かつ確実に行っております。特に重度の水没や基板修理が必要なケースでも、信頼できるサービスを提供しています。水没してしまった場合は、早めにご相談ください。



この記事を書いた人

エイル

エイル

SMA-RESCUE公式キャラクターエイルです。 SMA-RESCUEのことについて色々投稿します! お気軽にお問い合わせください。

カテゴリー

タグ

copyright © ETHEREAL CORP. 2024.

SHARE
お問い合わせ 修理メディア